インタビュー企画START! 第1弾インタビュー

イエロードッグプロジェクトを広く知っていただくための
インタビュー企画START❣️

第1弾は、スタッフへのインタビュー

犬と暮らしたことのないスタッフが
なぜ、イエロードッグプロジェクトを広めるためにボランティアに参加しているのか?
その想いの原点とは?

手前味噌ですが、とても心に響くインタビューだと感じました!
ぜひ、ご覧いただけると嬉しいです☺️


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★ミカンさん/主婦


✳︎
イエロードッグプロジェクト(以下YDP)についてご存知でしたか?
いつ頃、どのように知ったのか教えてください。


知りませんでした。
今年の春ごろ、代表が家族に迎えた、まるこちゃんを通して知りました。


✳︎
YDPを知った時、あなたはどんなことを感じましたか?

「犬が苦手な犬がいるんだ!」
「犬も困っているんだ!」
と驚いた、というのが率直な感想です。

これまで動物と暮らした経験がなかったこともあって
動物を飼うことに対する知識がほとんどなかったので、
犬を飼っている知人の話や
お散歩のときに聞こえてくる
「犬が犬を苦手なのは、飼い主の躾が悪いせい」
「誰彼構わず犬が吠えかかるのは、飼い主の躾がなっていないから」

という言葉を
そういうものなのかな、
犬の性格はそれぞれあるにしても
犬の躾って難しいんだな、と鵜呑みにしていました。


犬が苦手な犬がいること、
躾ではどうにもならないことで悩んでいる犬と飼い主がいることを
知らなかったし、思いもよらなかった。


でも、まるこちゃんのことやYDPを知り、
それは大きな間違いだったと気が付きました。
自分の経験からではない考えで
犬の困りごとは飼い主のせいだ、なんて、
なんて傲慢な考え方をしていたのだろう、と恥ずかしくもなりました。

私自身、子育てを通して
「躾ではどうにもならないこと」で悩んだり
伝えたくても伝えられずに苦しんだ経験があるので
イエローリボン犬と家族の方が抱えている苦しみを
他人事とは思えませんでした。
言葉以外の方法で伝えられるなら、どんなにいいだろう、と思ったことを思い出します。

ですので「黄色いリボン」は
とても素晴らしいアイデアだと思いましたし、
犬と暮らしていない人にも広く知って欲しいと思いました。


✳︎
YDPが広まることについて、あなたが思っていることはありますか?


まるこちゃんを通して
人が動物と暮らすことや人と伴侶動物の在り方について
知ること、考える機会を得ましたが、
知れば知るほど動物のことで起きている問題は
人間の問題でもあるんだな、と考えるようになりました。

YDPはワンちゃんのためのプロジェクトですが、
これが広まることによって
イエローリボン犬とその家族だけでなく、
人類そのものが救われるのでは?
世界は大きく変わるのでは?と、大げさでなく、本気で思っています。


✳︎
イエロードッグの存在を知った時、
あなたが経験を踏まえて感じたことがあったら教えてください。


私には12歳の娘がいますが、
娘は感情を激しく表現することが多く、
幼稚園のこどもたちとも
コミュニケーションを上手く取れずにトラブルになることが多かったので
特に娘が小さい頃は、本当に悩んでいました。


そのことを身近な人に相談すると
「〇〇ちゃんちの子はママとパパが愛情をかけて丁寧に育てているから、
そんな風にはならない。
娘ちゃんがそんなに気難しいのは、あなたに問題があるんじゃないの?」
「娘ちゃんの情緒が不安定なのはパパがいないからじゃない?」
(当時夫は単身赴任中でした)
と言われたり
娘が町中で引っくり返って大暴れしているときには
「あんな風に暴れるのは母親の躾がなっていないからだ」と
通りすがりの人に言われたりと
伝えたいことが伝えられず、
相談しても気持ちを寄せてもらえるどころか
非難されたように感じてしまい
悲しくて、辛くて悔しくて、自分を責めて泣いたことが何度もあります。

ですので、
イエローリボン犬の飼い主の方が日々直面している
頑張っても頑張っても
どうにもならないことがあることを知って欲しいと願う気持ちや
居場所がないと感じる辛さ、
愛するがゆえに抱える苦悩は、
自身のわずかな経験ながらに
当時のことを思い出して、深く共感するところがあります。
人間も動物も、ひとつの命として見たときに
どちらも等しく尊い、愛すべき存在だと感じるからです。

娘は今も所謂「普通」の学校生活を送ることが難しい状態にあるのですが、
彼女のありのままを受け入れてもらえたら
どんなにか生きやすい社会になるだろう、と思います。
それは人間だけでなく、イエローリボン犬にも共通することです。
どんな犬も、どんな人も、ありのままに受け止めて欲しい。
そのような社会であって欲しい。

言葉に出来ない辛さを理解しようと心を寄せることが
今の私たち日本人に必要なことなのでは、と強く感じています。


✳︎
あなたにとって【犬】とは、どんな存在でしょうか?


まだ犬と暮らしたことがないので、憧れの存在です。
いつか家族に迎えることを想像しては妄想に耽る日々ですが
少ない経験ながらに犬と触れ合ったことを思い出したり
SNSを通して知るまるこちゃんの姿から
犬は私たち人間に、たくさんの愛情を教えてくれる存在なんだな、と感じています。
一緒に暮らしていなくても、犬たちからの大きな愛情が伝わってきます。

犬と人間の関係を考えると、主従関係というよりも
「ともに地球を生きる仲間(家族)」という感覚が強くありますが、
いつか一緒に暮らせるようになったら、この感覚も変わるのかも知れません。


✳︎
最後にイエロードッグまたそのご家族にメッセージをお願いします。


イエローリボン犬と暮らすことは
犬との暮らしを実体験として想像できない私には、
私の想像をはるかに超える大変な道だと感じます。

ですが、もしも皆さんがいま、
肩身の狭い思いをされていたとしても
それはイエローリボン犬の個性であったり
ご家族に責任があるのではないのだと声を大にして言いたいです。

私はイエローリボン犬との出会いを通して
この世界の闇と光を知ることが出来ました。
イエローリボン犬とご家族の深い愛情を通して
多くのことを知る、考える、
そして自分自身を見つめ直す機会をいただきました。

YDPを広げる活動を通して
すべてのイエローリボン犬に、ご家族の方に、
少しでもその恩返しが出来たらいいなと願っています。


✴︎
その他お伝えしたいことがあればなんでもご記入ください。


自分の子育ての経験を振り返って思うに、
正直に「助けて!」と伝えられていたら
少しは何か違っていたのだろうか、と思うことがあります。
しかしそれも、
受け止めてくれる人がいなければ
(受け止めてもらえると思うことが出来なければ)
叶わなかっただろうな、とも思います。

これまで孤軍奮闘してきた人こそ
「助けて!」と伝えるのには勇気が要ります。

それが受け入れられなかった時、
さらに口を閉ざしてしまいたくなる気持ちも分かります。

ですから、ひとりで頑張っている人が
安心して「助けて!」と言える場所を作れるようにすることが
私がYDPを広めたい理由のひとつでもあります。

どんな犬も安心して暮らせる社会は
どんな人も安心して暮らせる社会だと感じます。

1日も早く実現できるよう、精進してまいりますので、
応援していただけましたら嬉しいです。


みんなのイエロードッグプロジェクト【公式】

黄色いリボンは「近づかないでね♥」のサイン。様々な個性や病の犬も安心してお散歩が出来るように。思いやりのサインで、どんな犬も受け入れられる社会を目指して。

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